人間
人間とは己の欲望に忠実であり生きている限り欲が無くなるということがない。
満たされてももっと、もっとと更に欲望を膨らませ、そのサイクルを繰り返す。
また、欲望は永遠に満たされるということはない。
その欲望が阻まれたならば怒りが込み上げてくる。
例えば、楽しみにしていたデートをドタキャンされる。
そうすると待っていた方は当然怒る。
『せっかく楽しみにしていたのに!』
客観や主観で人を評価することが出来ないというのはこの為である。
自分にとって都合のいい人はいい人になるし、自分にとって都合の悪い人は評価が下がる。
主観で自分を正しく評価出来ないのは自惚れる心があるからである。
あの人よりも自分の方が…とか、今日は調子が悪いから…等と自分に言い聞かせる。
では、自分を正しく評価する方法はあるのか?
実は、あるのである。